日刊スポーツ 2002年1月4日の記事より


    


  日刊スポーツ杯争奪 第18回全九州


    長丘 軸に混戦必至


    2年連続2位の百道とベスト4の接戦か


     男子展望


福岡は全国でもダントツのレベルを誇っており、最近の10年間をみても
連覇を果たしたチームはいない。昨年10年ぶりの優勝を果たした勢いで、
夏の九州大会でも優勝。8月の全国大会にも出場を果たした長丘(福岡)
連覇を目指しての登場だが、昨年悔しい逆転負けを喫して2年連続準優勝の百道(福岡)が
雪辱に燃えてくる。この2チ―ムがややリードだが、昨年ベスト4の平野(大野城)や
玄洋(福岡)有明(佐賀)須恵(粕屋)あたりも侮れぬ存在。例年以上の接戦が期待できそうだ。

      Aグループ

シードは玄洋(福岡)と有明(佐賀)。実力的にはそう大差ないグループだが、
猛練習で鍛え上げられていると評判の玄洋は、安岡を中心に中外のバランスが取れた好チーム。
また有明は昨年の溝口健太(中村三陽高校)のようなスーパースターはいないが、
5人のどこからでも点が取れる総合力と伝統的な激しいディフェンスを武器にファイナル進出を
虎視眈々と狙っている。この2校に一昨年のこの大会で優勝している須恵(粕屋)と原(福岡)がどう追ってくるか。

      Bグループ

昨年10年ぶりに優勝を飾った長丘(福岡)がダントツの存在。
Vメンバーは入れ替わったものの、オールラウンダーの小林大祐を軸に今年も
精錬されたチームに仕上がっている。又、久しぶりに大会復帰した自由ヶ丘(宗像)や
実力的に未知数の翠町(広島)、雄新(愛媛)緑丘(鹿児島)
らの戦いぶりに注目したいところ。

      Cグループ


2年連続2位に甘んじている百道(福岡)が雪辱に気合が入っている。
インサイドの藤原孝治、山口将史の2人を柱に伝統の2−2−1
に磨きをかけており、悲願の初優勝に向けてスタートダッシュをかけたいところ。
まずは順当に進出してこようが、初出場の津屋崎(宗像)諫早(長崎)拓南(愛媛)
もちからのあるチーム。また1年生チームの木屋瀬(北九州)も勢いに乗ってくると
手ごわい存在になる可能性もあり、1番の激戦パートと言えるかも。

      Dグループ

昨年のベスト4の平野(大野城)が中心のパートだが、主力が入れ替わっており
、本来の粘り強さが、戻ってくるかがポイント。
むしろ毎年バランスのいいチームに仕上げてくる大分大教育附(大分)や
好ガードを有する宮竹(福岡)、さらには三和(熊本)と、
その実力は拮抗しており、スリリングな試合展開が予想される。

     注目選手


フォワードでは長丘の小林や津屋崎の中村、センターでは玄洋の安岡、
諫早の酒井百道の藤原、山口、ガードでは百道の橋本、木屋瀬の横山らが、
ジュニアオールスター候補としてその活躍が期待される


        


       注目選手 小林大祐(ちょっと写り悪い〜!!)


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